銀行の引越②(貯金用口座)
娘の誕生を機に、
保険のことをFP(ファイナンシャルプランナー)さんに有料相談したことで
『我が家のお金の実態(現状)』がハッキリしました。
結婚してからずっと我が家のお金は生活費も貯金も全て、
とりあえず、ゆうちょ銀行に預けっぱなしにしてました。
(貯金は定期や定額預金にしてましたが)
本当に『とりあえず』
深く考えずに、というか、昔からお金に対して苦手意識がとてもあって
深く考えられない・考えたくない。。
お金=なんだかよくわからない=怖い
だったのが、FPさんに相談してお金の実態(現状)が見え、
お金の『なんだかよくわからない=怖い』が薄らぎ
少し冷静にお金のことを考えられるようになりました。
そして我が家のお金の実態(現状)が、
『ダンボールに無造作に突っ込んで、
見えないように押入れの奥に押し込んでいる』ように思えた。
ゆうちょ銀行がどうこうという話ではなくて、
『私の意識や考え方がお金をぞんざいに扱っている』と感じたということ。
一見整理されている風に、お金を一箇所に集めてはいるけど
実はグチャグチャに詰め込んでいるだけ。。
片付けた気になっていただけ、
片付けたことにしておこうとしているだけだと。
実態(現状)が見えると、
片付けたい、整理整頓したい欲がむくむくと湧いてきました。
(元々結構片付け好き)
その欲が面倒臭さに勝るまで4年近くかかったけど、、
ようやく去年、我が家のお金を整理整頓するために
銀行の引越をしました。
生活費・引落し用口座は新生銀行へ。
新生銀行で新規口座を開設すると
利率0.5%のスタートアップ円定期預金を利用できます。
(3カ月満期)
*100万円預けたとしたら、933円の利息がつきます。
私も動かせるお金は子どもの貯金(お年玉)も全部、
スタートアップ円定期預金に預けました。
しかし、スタートアップ円定期預金以外、
新生銀行の定期預金は利率がよくないので貯金用の口座は別銀行で開設し、
スタートアップ円定期預金の満期後はそちらへ移動することに。
(新生銀行からの振り込み手数料はもちろん無料。)
貯金用口座は当初、
ネット銀行の中で利率のいいところで開設しようと思ってたけど、
調べてみると、地元の信用金庫の利率が高いことが判明。
ネット銀行と違って、銀行に直接出向いて手続きする手間はあるものの、
定期預金(1〜3年)の利率が0.4〜0.5%
2つの信用金庫で口座を開設し、
それぞれに1年定期と3年定期で預けました。
しかし信用金庫の定期預金だけだと、
まとまったお金が必要になった時に中途解約手続きが少し面倒な上、
予定の利率が適用されず勿体ないので2週間定期も利用することにしました。
2週間定期だと、その名の通り2週間毎に満期が来るので
もし中途解約することになってもダメージが少ない。
2週間定期の利率が一番よかったオリックス銀行に
生活費の2〜3ヶ月分を預けてます。
*2週間定期の利率(2017年5月現在)
オリックス銀行→0.1%
新生銀行→0.05%
ネットから1〜2週間くらいで開設できました。
オリックス銀行は全体的に利率がいいので
新生銀行で開設した生活費・引落し用の口座(円普通預金)も元々は
オリックス銀行の普通預金(eダイレクト普通預金)で、と思ってました。
*普通預金の利率(2017年5月現在)
が、残念ながら
オリックス銀行の口座からは直接ATMなどでお金を降ろすことができません。
一度別の銀行口座へお金を移動させ、その口座からお金を降ろす、、
という手間が掛かかるので生活費・引落し用口座として利用することは断念。
子ども名義の口座もオリックス銀行で開設しました。
(それまではタンス貯金でした。)
まだ使い道のないお年玉などを預けています。
口座開設と同時に子どもの銀行用印鑑も併せて作りました。
うちは娘なので、結婚して苗字が変わった場合でもそのまま使えるように
印鑑は下の名前で作成してもらいました。
可愛い印鑑ケースも買って、そこに入れて保管してます。
ようやく銀行の引越が完了して、、
生活費・引落し用口座①②
預金用口座①②③
管理する口座の数は増えました。
が、『ダンボールに無造作に突っ込んで、
見えないように押入れの奥に押し込んでいる』ようだったお金が、、
スッキリと棚に片付いた気分です。
実際、どこに何が(いくら)あるか把握するのが簡単になりました。
銀行の引越①(生活費・引落し用口座)
現在、我が家で働いているのは夫のみなので
夫が管理している銀行口座(夫名義)に給与が振り込まれると、、
↓
夫が自分のお小遣いやスマホ代(通信費)などを引いた金額を
私の管理する食費などの生活費・光熱費などの引き落とし用口座(私名義)へ振り込む
↓
生活費を引き出して使う
(支払いは主にクレジットカードやプリペイドカード)
現在は先取り貯金などはしておらず、
生活費・引落し用口座にある程度残高が貯まったら
貯金用口座へ移し替えてます。
私の管理する食費などの生活費・光熱費などの引落とし用口座と貯金用口座は
結婚後長らーーく、ゆうちょ銀行(郵便局)でした。
ゆうちょ銀行を使う上で便利なのは、
全国どこにでもあって、ATM手数料が無料なこと。
最近は首都圏・関西圏のファミリーマートにもゆうちょATMが設置され、
基本的には24時間無料で利用できるように。
あとは口座間送金の料金が月3~5回まで無料だったり。
3回→ATM
5回→インターネット
まぁ、私の場合は結婚前からしていた仕事の給与振り込み先が
ゆうちょ銀行で結婚後もそのまま使っていた、、だけなのですが。
で、生活費の口座にある程度残高が貯まったら(ボーナス含む)
ゆうちょ銀行の定期預金や定額預金に移し替えていました。
ネット銀行の金利の良さや利便性なども気になりつつ、、
引落しなどの変更手続きが面倒。。
ネット銀行って安全なのか。。など、色々理由をつけてそのままに。
我が家のお金の実態をはっきり可視化できるようになり、
ゆうちょ銀行にとりあえずで放り込まれただけになっているお金を
もう少し整理したくなりました。
何というか、そんなつもりじゃなかったけど
今までお金に対してぞんざいな態度をとってしまっていたのではと、、
少し申し訳ない気がしたというか。。
そして育児も少し落ち着いてきた昨年、
ようやく重い腰をあげて銀行引越しを決行。
ここまで4年近くかかった。。
変更手続き、やり始めると勢いがついてどんどん進むんですけどね。
面倒なのは始めるまで、なんですけどね。
そこまでがね。。
まずは生活費・引落し用の口座を新生銀行に変更。
口座開設はアプリで。(ネット申し込みからの郵送でも可能)
新生銀行口座開設用のアプリをダウンロードして手続きを進めていくと、
携帯(スマホ)のキャリア(docomo、au、softbank)を
選ぶ項目が出てくるのですが、私は格安スマホ(楽天モバイル)を使ってるので
アプリでは口座開設できないのか…と思いつつ
回線がdocomoなのでdocomoを選択してみたら、問題なく開設できました。
口座開設が完了したら、クレジットカードの引き落とし口座や、その他口座変更が必要なものをリストアップして、一気に手続きしていきました。
新生銀行同士だと月何回でも振り込み手数料が無料だから。
コンビニで24時間手数料無料でお金を出し入れできるのも魅力。
普通預金の利率はゆうちょ銀行と変わらないし、
ゆうちょ銀行もATM手数料無料で利用できるけど、
コンビニで時間を気にせずお金を出し入れできるのは想像以上に便利でした。
ゆうちょ銀行をメインで使っていた時も、
必要な生活費を一度に全額降ろしていたので、それほど手間ではなかったけど、
郵便局は自宅から自転車で5~10分のところに点在しているものの
イマイチ生活導線上にないんです。
しかし、コンビニは自宅から徒歩3分~至る所に点在しており、
しかも生活導線上なのです。
生活導線上にある、これが非常に便利というか安心感がある。
「わざわざ行く」と「いつでもついでに行ける」の違い。
ちょっとしたことだけど、ちょっとしたことって意外と重要だったりする。
あと、財布にお金を入れ忘れてたのを出先で気づいた時。
(割とある。。)
コンビニならすぐ見つかる。
しかも無料で降ろせる。
この安心感たるや。
あと、新生銀行は他行への振込が1回~手数料無料なので、
貯金用に開設した他行口座へお金を振り分ける際なども便利。
一方、新生銀行を使い始めて不便ところは、
引落しなどに使えない場合があること。。
うちの場合、火災保険が全労災なのですが、新生銀行は引落し口座として登録できません。
あと、娘が通う幼稚園の保育料・諸経費の引落しも登録不可でした。
上記のふたつは元々持っていた別銀行口座に登録しました。
引落しを一括管理できないのは少し面倒で残念です。
メインの新生銀行から、もうひとつの引落し用口座へ自宅から無料で振込できるので(1年分をまとめて入金)、そこは便利で助かりますし、新生銀行の使い勝手には概ね満足してます。
保険に入りたくない私の保険の選び方
結婚後、初めて『保険』に加入しました。
が、保険てなんだかよくわからない…という苦手意識のもと
あまり深く調べたりせず、、なんとなく、、
掛け捨ての医療保険を選びました。
(死亡保障も少額ついてた。)
夫婦二人なら、もし片方に何かあってもなんとかなるだろうし
死んだ後より入院中や闘病中の方が大変だろうと思って
医療保険>死亡保障
夫婦二人合わせても月々数千円でした。
その保険には10年以上加入して、一度だけ給付を受けた。
(私が)歩いてる時に道路の窪みに足を取られ、
それはそれは酷い捻挫をしてしまい、、その際の通院費用として。
給付金額は忘れてしまったけど、通院費用自体がそう高額でなかったので
保険に入っててよかった〜!という感動も特になく。
払い込んでいる金額に比べれば、給付金など微々たるものだし、
本当にこれ(医療保険というか保険)必要なのかなぁと心のどこかで思いつつも
『大人なんだから、結婚したんだから、保険くらい入っておかないと!』という
謎の信念のもと、深くは考えずに加入を続けました。
それから月日は流れ、娘を妊娠。
『子どもが産まれるんだから、ちゃんと保険に入らないと!』という
信念(と言うより不安)のもと、適当に入った保険を見直すことに。
学資保険はどうしよう!?
死亡保障って、いくら必要??
収入保証保険!?
インターネットで情報を調べたり、試算してみたり。。
調べているうちに、学資保険に関しては学資保険の代わりに
低解約返戻金型保険に加入するのが良さそうだなと思い至った。
*低解約返戻金型保険
→保険料を支払っている間の解約返戻金を少なくする代わりに
保険料が割安に設定されている保険
が、その他(医療保険・死亡保障・収入保障etc.)は
これだ!という決め手を見つけられず、、
そこで、無料の保険相談にも2店行ってみました。
1店目での相談は1回だけで、2店目では3回くらいかな。
(1店目は出先で通りすがりにフラッと、2店目は家の近所)
どちらのお店でも相談中も後も強引な勧誘などなく、
丁寧に応対して頂き、2店目では契約寸前まで行きました。
が!やっぱり『保険て本当に必要なのかなぁ』と言う思いがくすぶる。。
でも入らないと不安。。
そこで、もう一度インターネットで調べて調べて、、
自分の考えに合うFP(ファイナンシャルプランナー)さんを見つけました。
相談は有料で、多くの資料やアンケートを提出する必要もありましたが
本当に必要な保険だけを提案してくれるFPさんでした。
この時、初めて真剣に『お金』と向き合い、
『現時点での(今後の)人生に必要なお金』がはじき出されました。
その結果、
我が家の収支のバランスの悪さなど不安定な面も浮き彫りになったものの…
今、何をすべきか(いくら必要か→足りない分だけ保険でカバー)がわかったことで
闇雲な不安からは解放されたのでした。
結局、学資保険にも低解約返戻金型保険にも、
さらには医療保険にも加入せず。
その分も含めて、せっせと貯金に励まなければいけませんが。。
現在加入している保険は(今の我が家の家計に必要なのは)、以下の3つ。
火災保険
収入保証保険
FPさんの相談料は数万円でしたが、不必要な保険に加入せずに済み、それ以上の節約になってます。
はじめまして
専業主婦のannです。
主婦歴はそこそこ長め、夫と娘が1人ずつ。
娘は結婚13年目で産まれて、今年幼稚園に通い始めました。
(ちなみに自然妊娠でした←よく聞かれる)
片付けは結構好き、掃除・洗濯はそんなに苦ではない、
けど料理は。。。
面倒くさがりなんで、「効率化」や「時短」という響きが大好き。
「コストパフォーマンス」も!
日々試行錯誤しています。
昔からお金を使うことが苦手です。
小さい頃、両親がお金のことで(それ以外でも)
よくケンカをしていたことも一因かな。。
(結局、両親は数年前に離婚)
特に娘が産まれる前は「とにかく貯金しなければ!!(野たれ死ぬ??)」と、
恐怖にも似た気持ちが常にあったように思います。
娘が産まれる直前、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談に乗ってもらって
『人生(現時点においての)に必要なお金』の概算を出してもらってからは
少し不安が和らぎました。
もちろん今後も貯金はしなくちゃならないんだけど。
目標額が分かっているので「今何をすればいいか」を具体的に考えることができ、
闇雲に焦ったり、不安に陥る必要がありません。
これから、お金を気持ちよく使いながら、
シンプルに心地よく暮らす術を模索しつつ綴っていければと思っています。
よろしくお願いします。